起動OKなれどパンクジャンクのAK77−8XMaxです。
新年早々CPU付きだったので手を出してしまいました。
2008年は正月早々のジャンク漁りです。

オ−ルパンクの状態ですね。
 

3300μF/10Vは盛り上がりは少ないものの下から漏れて抜け出しております。
これでも起動するのが不思議なくらいですね。
 

今回のREVは77でした。
1000μF/10Vは先日の板と同じですが、1000μF/6.3Vは今回はLelonです。
 

何本か膨れていない物もあるのですが全部交換します。
 

チップファンが死んだのでシンクに交換されていましたが、後ほど純正シンクに交換します。
 

ホコリは結構ありましたけど端子部の状態も良いですね。

いつも通り、3300μF/10Vは三洋WG2200μF/10Vで代用します。
1000μF/10Vと1000μF/6.3VはWG1200μF/6.3Vに交換です。
板のREVによっては1000μF/10Vは10ミリ径の1200μF/6.3Vが使われていますから大丈夫でしょう。

CPUはXP2600+(FSB333)が載っていたんですが、1.65V−1.7Vではハングするとのことでした。
この板だけじゃないんですけどAKシリ−ズはBIOS設定のコア電圧よりも低めに出ますからパンクと合わせて
供給電圧が足りないのだとは思います。

CMOSクリアしての起動で確認したところ1.7Vで立ち上がります。
BIOS設定では標準/1.65Vの認識ですが、1.7Vの設定になりますね。
一応1.65Vに変更して保存をかけてみましょう。

先日の板で検証したHDDをそのまま繋いで、VGA、メモリ−もそっくり移動します。

BIOSは最終版になっていました。
 

XP2600+です。
 

KT400+VT8235。
 

そのままBENCH台の60GBで。
 

CPUの威力分だけ上がってますね。
 

モバアスのOCよりは周波数の分だけきっちり上がります。
 

ここまでBIOSで1.65Vの設定にして実電圧は1.6〜1.61になりますから多少酸欠状態です。
まあこれくらいの負荷なら大丈夫ですし、もう少し下のクロック石なら問題なく使えるでしょう。
 

この構成ではBENCH台のEAGLEの350Wでは1394に「!」がつきます。
SATAを切れば解消しますけど、やっぱりMaxシリ−ズはソケ478も含めて電源は注意が必要ですね。
 

ということでモバアスに変えました。
こちらは起動倍率が先日の板と同じで×9になります。(そこから変更可能ですけど)
電圧は低めに出るので1.425Vに設定しております。
 

同じ構成でCPUが変わると消費電力も少なくなるので「!」が消えました。
 

ついでに倍率変更の確認です。
 

そのままこちらをかけておきましょう。
 

もう一度XP2600+に戻して、今度は起動設定の1.7Vです。
BIOSでもこちらでも1.66Vと表示されていますね。
 

CPUの検証も兼ねてパイ焼きをしました。

起動時にマウスを見失うのでCPUをセンプロンの2200+、VGAをTNT2に変えてみました。
まあ全体の消費電力を下げるという意味で....。
センプロンも起動時には+0.05Vでしたし、パロミノXP1700+でも0.05V上げ....実際はほぼ標準電圧ですけど。

この組み合わせなら見失うことも無いですね。

VGAカ−ドもFANレスになったので静かな環境で。
全体には下がりますが、それほど分からない(体感では違い分かりますけど)くらいでしょう。

 

それなりに電源を含めた構成には注意必要ですが、やっぱりまともな400Wクラスかな?。

 

 8.01.04 更新

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