8月に手に入れたBookPCのBKi810の修復がようやく終わりました。
単にほかの板をいじっていたんで延び延びになっていただけなんですが...。
このベアボ−ンはどうも電源が鬼門みたいでパンクとかFanが回らなくなったとか多いみたいですね。
最初に手に入れたものも何とか起動してOSもインスト−ルできたんで大丈夫かと思ったら、やけに静か
で......ってよく見たら電源のFanが止まっていました。
それでもインスト−ルあれこれで2時間くらいは動いていたんですが...。
こちらがその根性なしの電源です。
もう1セット入手したんですが、そちらは電源自体がすでにパンクしていました。
一応何とか動く状態ですが、もうバラバラになっています。
Fanは完全にお亡くなりになっており、元のコネクタが抜けないのでカットしました。
2次側はすでにパンク状態ですね。
出力もうんと小さいんでこんなにコンパクト(簡素ですね)に収まっています。
1次側はきれいなものですね。
まあFanが回らないで廃熱できないからコンデンサ−もパンクするんでしょうけど。
6センチもので厚みは1センチですね。
代わりはCPUク−ラ−についていた爆音Fanでいってみましょう。
こうやって代わりにつけて。
パンクコンデンサ−も取り替えます。
一番手前は2200μf/16Vなんですが同等品は手に入りませんでした。
ニチコンの2200μf/10Vで代用します。(まあHVですから容量的には問題ないと思うんですが)
2200μf/10Vを2本とサンヨ−の1500μf/10Vを1本。
手前の茶色いのは8ミリ径なので1500μf/6.3Vを使います。
MBの裏面に比べると電源はおおざっぱですよね。
元々きたない?..からまあ目立たないでしょう。
組戻します。元のFan端子のコ−ドは閉端接続子でクリップして絶縁しておきます。
新しいFanは3ピンですからMBのFan端子から電源とります。
タイラップでクリッピングして完了!。
板の全景です。
右の小基盤はモデムですね。左になぜかトランスが乗っています。
一番古いverなので対応CPUは533あたりまでみたいですね。
まあBIOS上げると河童も動いたっていう事例もありますから追々やってみましょう。
PCIスロットなど拡張できるものは何にもありません。
その代わりVGA、サウンド、LAN、モデムとオンボ−ドは豊富です。
CPUFan端子の隣にケ−スFan端子がありますからここから電源Fanもとります。
トランスの下に6ピンと4ピンの端子がありますが、6ピンが電源からのもので、4ピンは
ドライブ類に供給するためのものです。
そのために小トランスが基盤に植えられているんですね。
セレ533、PC100−128MBで組み付けて....。
はい、無事起動も確認できました。
ってものすごくうるさいんですよこれが.....。
一応側もつけて完了。
まあたいしたものではないんですが、この後はBIOS上げてセレの667でも行ってみる予定です。
その前にFanを変えなけりゃなりませんね(ホントうるさすぎで....ちょっと使おうという気にはなりません)
まあその代わりしっかり廃熱させているようで電源もあまり熱くなりませんよ。
BENCHなんぞはまた後ほど。
2005.10.25 更新