Netvista6792−35Jです。
「NO HDD」で起動しないジャンクとして出品されておりました。
いつものNetvistaだろう...と安易な考えで入札したものの..........でかいんです!。

 

昔のFMVとかPC98なんかと同じくらいの大きさです。
5インチベイは2段あるので....。上は普通のCD−ROMですが、下段にはGIGAMOが入ってます。
BIOSは確認できました。(ASUSなんかと同じ普通のAMI-BIOSですね)
 

 

 6792−35J。
 

 

 Win2KのプロダクトID付きです。
 

 

電源の左側に排気ファンが付いてます。
この分が無ければやや大きいMicroデスクトップなんですけどね。
 

 

中はこんな感じです。
かなり余裕があるというか、IBMにしては珍しく.....まあ性質が違うマシンですから。
ロングカ−ドのホルダ−までありますね。
HDDは認識できないので抜きました。(回転はしているんですけど?)
 

 

電源はDeltaの185W、+12Vも10Aあるので軽いP4システムなら大丈夫ですね。
これだけ筐体に余裕があるんだから普通のATX電源入れられたと思うんですけど?。
 

 

 VGAはAGPにVANTAの16MB、AdaptecのSCSIカ−ドも付いてますね。
マザ−だけ見るとM41シリ−ズの構成と同じですが、AGPスロットがあるのが優位点ですね。
 

 

YECのコンデンサ−が噴いてます。
もう少しで起動も出来なくなったでしょう。
 

 

 IDE周りもオ−ルパンク、AGP脇も噴いてます。
 

 

VANTAとSCSIカ−ドです。
なんとチップにシンクも付いてませんね。
 

FOX−CONらしい作りで、ガバっと開くベイです。
意外と使いよいんですよコレが!。
 

鍵付きです(ここにあったら役に立たないんでは?)
 

ここの小基盤にCASEOPENとHDDベイ前のサ−モスがつながっております。
もうこういうところの作りひとつで、このPCの用途を考えさせられますね。
 

マザ−です。あっさりした普通のMicro板ですね。
パンクは1500μf/6.3Vが4本、1000μf/6.3Vが7本ですが、10φなので
全部1500μf/6.3Vでいきます。
メモリ−スロット下で1本だけ8φがありました。
 

なんとここの330μf/6.3Vが....全部YECなんですけど。
このサイズは想定外なので調達していないんですよね。

周辺への噴きこぼれは無いようです。端っこでも1本ふくれてます。
ROMは直付けです。
 

バックプレ−トには差し込み口があり、筐体の底部に掛かるようになっています。
 


HDDを検証するためAX45Vに繋いでみました。
再起動を何度か行わないと認識しません。
 

DFTでチェックかけたところセクタ飛びがかなりありました。
とりあえずロ−レベルをかけてみましょう。
97%辺りで......エラ−出ましたけどなんとか完了しました。

AX45VでOSインスト−ルしてみました。(大丈夫?)
今度は一発で認識しますね。

パ−テ−ション切ってみたところ、最後の1G辺りでダメみたいです。
とりあえず35GB分だけ使ってみます。
フォ−マットしたエリアでは、スキャンDISKでも問題ありませんでした。
 

BENCH台の同型よりも若干良いですかね?。

 

とりあえず1500μf/6.3Vのコンデンサ−は張り替えましたが、330μf/6.3Vは届いてからの交換になります。

 

6.06.24 更新

コンデンサ−が届いたので張り替え完了しました。

本数だけみると結構な.....。あとは組み戻してOSインスト−ルです。
MSIのベアも修復したのでこちらは明日かな?

  

6.06.27 更新

ようやく動作検証が終わりました。
背面の6センチファンは軸ブレをおこしておりましたので同容量(0.16A)の物を入れました。
このファンは無くても問題無いんですが、BIOSでアラ−トを切れないんで.....。

BIOSは2002年で上がってますが、とりあえずは問題ないでしょう。
大容量HDDを使う場合はUPする必要あります。
 

Pen4の1.6Gです。
 

845+ICH2。VGAはVantaの16MBです。(まあビジネスマシンですから...)
LANはいつものIntelさんですね。
 

こちらは標準仕様と同じ物ですが、今までBENCH台で検証に使っていた物です。
一応ロ−レベルフォ−マット掛けておきましたけど...。
 

細かい設定は無いんで....それなりでしょうか?。
 

IBMのファンコントロ−ルシステムはSpeedFanと相性が悪いです。
こちらのファンコンとかち合うんですかね。
スマ−トコントロ−ルが乱れますから出来れば使わない方が....。
やっぱり負荷を掛けると五月蠅くなります。
 

Deviceの認識は全く問題ありません。
SCSIのみ機材がありませんから検証してませんけど...。

内蔵スピ−カ−からも音出ますが.....出るだけですね。
フロントUSBも問題ありませんでした。
やっぱりIDE周りのコンデンサ−パンクがHDD潰した原因でしょうか?。
 

ゲ−ムして遊ぶマシンじゃございませんので....。
 

GIGAMOって意外と使いやすいですね。
そのまんまFD感覚で使えます。1.3GのMOは買い出しに行かないと.....。

まるまる60時間の検証で一応完成と言うことで.....。(重!)

 

6.06.30 更新

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