LENOVOブランドのスモ−ルファクタ−3000−110Jです。
こちらは別の知人のショップで不動品を引き取りした物ですので一部は修理して戻す予定です。

使われていた物なので若干汚れや小傷もあります。
企業向けの低価格PCですけど光学ドライブはVISTAモデルもあるためかDVDロムですね。
XPproのIDシ−ルの真ん中がすり切れているのと、底面のゴム足が剥がれていてありません。
 

電源ケ−ブルを刺すとスイッチに関係なくファンが断続的に回るだけで起動しません。
マザ−を抜き出して検証します。マザ−は普通にMicro板ですね。
 

LGA775なので電源ソケットは24ピンですけど、このPCの場合電源ユニットは普通に20ピンでした。
メモリ−はDDR2でスロットは2本となります。
 

サウス部ですがSATA端子が2本、代わりにIDEソケットは1本しかありません。
最近の板らしくHDDはSATAで組むしかないですね。
見ての通りOSTの1000μF/6.3Vが膨れています。
サウスチップは見た目では焼けもありませんからコンデンサ−でしょうか。
 

PCI−Eスロット周辺でも膨れあがっています。
通常これくらいだと起動するんですけど、10本全部交換してみましょう。
 

ク−ラ−は結構大きい物が付いてますね。
このPCの場合、セレ2.93GHzですけどラインナップにはコアDuoもあるようです。
 

電源部2次側はOSコンが使われています。
1次側には日ケミですね。
 

端子部もきれいですけど、ネジが2本ありません。あとで合う物を付けておきましょう。

WEBで探してもこのシリ−ズの情報少ないです。
ただ「Lenovo」になってから人気もいまいちなのと、不動確率の高いPCであることは間違いないようです。

結構新しめのコンデンサ−ですが....。
 

スル−ホ−ルは開けやすくて比較的作業の楽なマザ−でした。
 

パンクコンデンサ−を三洋WG1200μF/6.3Vに10本交換しました。
ウソのように一発起動します。
ということは昔のNetvistaM42シリ−ズ同様、単に不良コンデンサ−だけの問題のようです。
IBM系って相変わらずこの手の不具合というか、ケチっているというか....。
 

結構汚かったので電源部もバラしてクリ−ニングしましたが、DELTA電源らしくまともでした。
コンデンサ−の膨らみも無くこちらは問題ないでしょう。

組戻してHDD内のリカバリ−エリアからF11キ−でリカバリ−して検証してみましょう。

OSインスト後Win上でBIOS更新しました。
 

セレD(775)の2.93GHzです。
 

2004R3でもチップセットはUNKNOWNになりました。
ノ−スは946、サウスはICH7のようですね。
LANはBROADCOMになります。
 

HITACHIの80GBです。
カ−ドリ−ダ−が付いているのでドライブはズラズラっと出ます。
 

OGLは奮いませんが、全くのビジネスPCですから....。
 

まあそれなりに快適に動きます。
 

低負荷状態で45℃。
Fanの回転も結構低いですけど、現在の設定はBIOSからレベルHighにしてあります。
 

一応正規のリカバリということで....。
 

DEVICEも問題ありません。
 

IntelのオンボVGA板ですがメモリ−も通りました。
 

終了直後で53℃、Fanの回転はBENCH中は2700〜5700回転まで上がります。

完璧なビジネスクライアントPCですが、デザインさえ好みを言わなければ....。

この1台はそのまま納品しますが、まだ結構台数もあるのでボチボチ直していきましょう。

 

9.08.05 更新

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