不動ジャンクで入手したEPSONのPro2500に使われていたP4C800Eです。

CPUク−ラ−とVGAカ−ドは付いてましたが、CPUとメモリ−は抜かれていました。
軽く清掃した程度ですが、意外に埃は少なかったです。
筐体は不動品で扱われていたためか、擦り傷、打ち身のオンパレ−ドで見るも無惨な....。
 

P4C800−E/EPになりますが、ASUSのサイトにはこの板では情報がありません。
VAIOみたいにOEMオンリ−のマザ−のようです。
 

構成としてはP4C800−EのDeluxeからプロミスと1394を抜いたような構成です。
あとWifiスロットが省かれてますね。
サウスはICH5RなのでSATA−RAIDは可能です。
 

ICHの焼け、AGPスロット周辺でのFET焼けもありませんからリチウム電池でしょう。
計測したところ2.7Vまで下がってますから抜いてCMOSクリア後新品を入れました。
 

とりあえず構成としては一番下の組み合わせになるP4/2.4CとITCのPC3200−256MBで組み上げます。
BIOS.....出ません。メモリ−をDIMM1からDIMM2に移動し....OKです。
いったん保存後はDIMM1でも大丈夫です。
DVDコンポが付いてましたがトレイも出てこない不動品でした。
電源はSeasonicの350Wが使われていますが、上のクラスのCPU入れるときついんじゃ無いでしょうかね。

とりあえずメモリ−をDUALにして80GBのHDD入れてOSインスト−ルしてみました。
インスト途中で代替えで取り付けたDVDマルチを見失いました。電源容量?、メモリ−?。
メモリ−を1枚差しに戻して......今度はOKですね。

EPSONのサイトで見る限りはイニシャルBIOSのようですが....。
メモリ−DUALにするとBENCH中に落ちますね。

ASUSには同じ型番でBIOS上がってませんから、P4C800−E DeluxeのBIOSをDLしてきました。

FD作ってAFUDOSで更新かけましたが.....やっぱりID違いではねられますね。
/nオプションで強制書き込みする手もありますけど、E無しのP4C800の場合はDeluxe版も同じBIOSで
すからこちらも通ると思ったんですけどね。
強制書き込みはさすがに現時点ではやばいのでEPSONから最終BIOSをDLしてきます。
 

まあモノ本のBIOSですから問題なく更新かかります。
メモリ−周りも多少は変更がされているようですが、ITCの2枚差しはやっぱり起動しても落ちました。
 

サムソンチップの2枚差しに変えてみたところ、今度は問題なく動きます。
この日付で最終BIOSになるようです。
 

P4/2.4Cになります。
性能はともかくFSB800では一番発熱も少ないでしょう。
 

875P+ICH5R、LANはIntelのGigaLANです。
VGAは元がビジネスPCですからMX400が使われていました。
 

Maxtorの80GBです。
 

このクラスとしては物足りないかもしれませんが、VGAの性能を考えるとまともでは?。
 

メモリ−関係はP4P800DXやD865PERLに比べると若干落ちますけど、一応メ−カ−PC(EPSONですけど)としては
優秀でしょう。
 

チップはどちらもサムソンですけど、1枚はトラセコになってますね。
875PはECC付きメモリ−もサポ−トしてますから、今なら入手しやすくなったECC付きメモリ−も使えます。
 

ASUS版でもBIOSからファンコントロ−ルは可能ですが、この板は切り替え無しの自動調整になっています。
その為、付属のCPUク−ラ−もケ−スファンも爆音仕立てですけど、稼働中はものすごく静かです。(心配なくらい)
もっとも銅製ク−ラ−のおかげもあり、CPU稼働率100%のBENCH10分中でも38℃までしか上がりませんでした。
 

DVDドライブははずしていますが、DEVICEも特殊なモノは載っていませんから簡素ですね。
HT対応なのでマルチプロセッサと表示されています。
 

安定する組み合わせを探すのがちょっと面倒かも、という板ですけど、nforce2並のメモリ−選択と電源(400Wくらいは)
を入れてやれば静音PCにも十分なります。

DELLのSC600のケ−スもあるので後日そちらに移動してもう少し検証してみましょう。

 

09.03.12 更新

PESC600のケ−スに入れてみました。
ただし、このケ−スは多少改造しないと普通のマザ−を入れられません。
電源スイッチ関係のマザ−側が集合配線ですから、そっくり普通のケ−スの配線と取り替えます。
あとマザ−ベ−スにリテンション固定用のねじ受けのナットが生えていますからこれも取り除きます。
ケ−スファンは端子が特殊ですから流用は出来ませんが、普通のファンで代替えが可能です。

ケ−スに入れる前にマザ−の全景です。
 

リテンションは通常のASUSの物とは違いますね。
電源部も含めコンデンサ−はルビコンが多用されています。
 

P4P800シリ−ズと同様にここの小さなFETは結構発熱します。
それでも今回の板はVGAがMX400だったためかそれほどでもありません。
ひどくなると基盤が熱で変色してきますけど、今回はそれもありませんね。
 

AGPスロットはPRO仕様となっています。
Proシリ−ズのEPSONでの区分けとしては一応サ−バ−モデル?なんでしょうね。
 

Pro2500のケ−スもマザ−ベ−スにリテンションのねじ受けがあるタイプでしたので別にプレ−トを付けました。
 

ASUS配列ですが、シリアルが1個のパタ−ンになります。
 

組み込みに合わせてCPU、メモリ−を変えてみました。
FSB533での検証のためP4/2.6BとECC付きの512MBです。
PC2100のECC付きでは動きませんでした。
 

2.4Cに比べてCPUの発熱が多くなりますからCPUク−ラ−のファン回転数も上がってます。
BENCH中で45℃まで行きましたが、1900回転あたりで収まってますね。

 

09.03.14 更新

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