石油ファンヒ−タ−の修理事例    ダイニチ FA−5101D


今回はダイニチFA−5101Dです。
今でいうと暖房出力は6kwで家庭用としては一番大型のタイプ、当時は4万くらいで売っていた。

こちらの前面パネルは、下部のネジを左右2つはずすとパネルがはずれるようになっています。
 

95年製です。
こちらは昨年分解清掃しており、どうも今回は気化器周りがだめになったようで燃焼が不安定になっております。

このタイプは上級品で温風吹きだし口の下に燃焼部窓があり、輻射熱でより暖かくなるようになっております。
 

フロントパネルをはずしたところです。だいたいどこも右にタンクと基盤、左に燃焼部という作り込み、この型は燃焼部が大きい。

気化器本体と送油ポンプです。
1年くらいだと掃除してあればきれいなものです。
 

燃焼器内部、上の輻射板まで炎が上がり赤熱する。
下がバ−ナ−網で左右にフレ−ムロッドと点火プラグが見えます。

背面の送風ファンです。
温風と燃焼用空気をここで取り入れるため他社よりも大型になっており、フィルタ−がついています。

メイン基盤から各パ−ツのコネクタを抜いていきます。
今回はフルに分解しないので必要なコネクタの抜いておきます。

燃焼フ−ドをはずしたところです。
 気化器からバ−ナ−に向けてガス化した灯油が送られる構造が分かると思います。送風ファンはアルミ製です。

送油ポンプの口金をはずします。
あとは気化器を固定しているネジ2つはずせば気化器が取り外されます。
 

これが気化器本体です。
実際には気化器とソレノイド、電磁コイルの3つから構成されており通常は一体化した気化器とソレノイドを交換。

ここのビスをはずすと気化器がはずれます。

 

後部には灯油の逃げパイプがついているので、これもはずします。

 

気化器を解体したところ。
めずらしくソレノイド部に異常あり。
液漏れしておりパッキンが熔けていた
 

灯油漏れとそれが燃えたためか電磁コイル内部が焼けただれていた。
これも初めて見る症状。原因は不良灯油と思われる。 

新しい気化器に交換。電磁コイルは手持ちが無くメ−カ−に注文する。
あとは組戻して燃焼テストをおこなえば終わりです。

 

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