前に一度入手したことのあるFICのAZ11EAです。
今回も安かったのでほかのジャンクに紛れて入り込みました。
前回は初めての裸ジャンクということで部品取り目的での入手でしたので、たいしたBENCHも取らず
性能的なものは全く見ておりませんでした。

今回も同じで、AZ11EAは板によって細部に若干違いがあります。
これは1枚目の板ですが、チップFan端子が板の端の方にあります。あとスピ−カ−がありません。
Bios_verはVDC49なので最終版のようです。状態は未使用品ですね。
電源部周りのコンデンサ−超でかい!。

チップク−ラ−がガタガタしておりましたので、はずしてみたらノ−スチップにはグリスも何もついておりません。
両面テ−プで固定し直しました。
 

右がコア電圧、左が倍率設定です。
 

今回はこの組み合わせで動作確認を行います。(あとLANカ−ドがあります)

残念ながらこの板はBIOS拝めませんでした。(たぶんBIOS書けば動くような?)

それじゃあ「次の板さんいらっしゃ〜い」。(今回は大量にあるので太っ腹になっております!)
 

2枚目のAZ11EAさんです。やっぱり未使用品ですね(どっから出てきたんでしょう)。
ちゃんとオンボ−ドでスピ−カ−もついております。Revは同じくVDC49ですね。
この板は最終Rev2.1だとパロコアまで対応するんですが、板上では確認できません。
 

CPUFan端子と並んでチップFan端子があるタイプです。Fan端子は合計3個あります。
 

KT133A+686B。SD−RAM板では一番性能が良い組み合わせでしょう。
FICのマザ−はパ−ツの組み合わせを変えたらCMOSクリアをしないと誤動作しますね。
 

しっかりBIOS拝めました。クロック設定が前のマザ−とちょっと違います。
なんと166Mhzまであります(もっともPCI41Mhzなので??)。
ひょっとしてRev2.1板?。
あと起動時のロゴが消せません。(FICって出ます)
 

Duron800ですがコア電圧1.66と出ております。
このままWin2kインスト−ルしてみます。

まったく問題なくインスト−ル終わりました。(この辺はVIA板の強みですかね)
ドライバ−はVIA4in1(4.51)+686BAudio+NvidaVGAです。

revは1.xとなっていますが、後でDuron1200(Morgan)を乗せてみれば判ります。
きちんと認識できれば2.1のはずです。
 

KT133と表示されますが133AですのでFSB133もきちんと対応してます。
 

ここんとこB−ONEに組んだ評価用HDDはこれです。
HDDが速いととにかくレスポンス良くなりますから。
 

FSB100で800Mhzですから良いんじゃないですか?。
画像系や動画用でなければ十分現役で使える性能です。
 

SpeedFanも拾えています。
 

メモリ−はそれなりです。
 

デバイスの認識に問題は無いようです。
この板の楽しみはやっぱり倍率変更でしょう。
電圧も1.475から1.85まで0.025単位で変更できるので当然皿コアでもなんでもOK?。

3枚目の板にDuron1200(Morgan)を乗せてみました。

この板はAGPスロットの端が欠けていましたが使用上は問題ないようです。

結果としてAuto設定ではCPUを認識しません、従って板のRevは1.2のようです。(残念!)
コア電圧が拾えていないようなのでDIPスイッチで変更します。
 

ADVジャンパ−をDisableにしてから4連DIPを1.7Vに設定します。
 

これでMorganコアでもきちんと動きました。
 

きちんとDuron1200(Morgan)と認識しております。
やっぱり電圧が拾えないのでおそらく1.55Vになっていたんでしょう。(えらい酸欠状態?)
 

SpeedFanでの電圧は1.78と出ております(ちょっと高めですね)。
 

BENCHは少しだけ上がりました。こんな組み合わせでもそれなりに使える性能になります。
鉛筆こちょこちょすれば、DuronでもFSB133+倍率設定して動かせるのでかなり上がるはずですね。

 

4枚目に行きます。

こちらには皿1800+DUT3Cを乗せてみます。
Duronでパロコア以上に正式対応しないことが判っているのではじめから電圧と倍率を設定します。
 

 

FSBジャンパ−を100→133にして、電圧(右の方)を1.6V、倍率(左の方)を12倍にしました。
 

 

Unknownとなりますが問題なく1600Mhzで起動してます。
DIPの最大倍率は12.5倍なのでXP2000+までは確実に使えますね。
 

XP1900+相当のはずですね。
 

FSB133になってBENCHも上がりました。体感的にもずっと上がってます。
 

この板は電圧が高くでる傾向があります。
CPUFanは2700回転ものですが、2900回転までいってます。
ASUSなんかと同じで安定指向なんでしょうか?。

5枚目にはいよいよモバアス乗せようと思います、がペ−ジも長くなったので → こちらで

 

2005.04.26 更新

起動しなかった1枚目の板の修復が終わりました。
BIOS書き込み+メモリ−スロットの差し替えで無事復活しました。
実はAGPにVGAカ−ドを入れた状態では最初起動しなくてPCIスロットにバ−ジを使って見たところOKとなりました。
すかさずSetupしてSave、あとは電源落としてカ−ドを差し替え問題なく起動。

AZ33の検証のままのDisk使って立ち上げてみました。
AGPにはNF−9からGF4Ti4200を抜いたのでこちらに使ってみました。

板のRevは他の4枚と一緒ですね。
 

デバイス関係も問題ないです。
 

コア電圧ちょっと低めですね。
 

クリ−ンインスト−ルで無いのでこんなところですか。
でもDuron850とは思えない爽快さ(なんせTi4200ですから)
 

FIC板の中ではこのAZ11EAのみHWモニタ−がまともにみられます。

とりあえず復活して良かったです。
でも現在のところ復活できたのはこの板だけで、あと面倒なのはジャンク(まあ元からジャンクですど)で出しましょう。

 

2005.05.11 更新

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